COLUMN 就職コラム

IEJ若手社員座談会

IEJ若手社員座談会

IEJ若手社員座談会

社会の基盤・インフラを縁の下から支える達成感と、
ワークライフバランスの充実。
どちらも得られる企業が「IEJ」です。

IEJってどんな会社? どんな時に「やりがい」「充実感」を感じる?
就活生の皆さまが感じる疑問にお答えすべく、現在活躍する中堅・若手社員4名にIEJについて語ってもらいました。

座談会メンバー紹介
花房充

花房充

2009年4月入社。新潟大学大学院自然科学研究科卒。総合職(技術)として入社し、プラント設備の設計・工事管理業務を行っている。プライベートでは3人の子どもがおり、にぎやかな毎日を過ごしている。

高橋周平

高橋周平

2016年4月入社。新潟工業高校機械科卒。技術職として入社し、柏崎事業所での勤務を経て、現在は直江津事業所保全課に勤務。LNG基地の機器メンテナンス作業に携わる。私生活では最近結婚し、夫婦で運動を心がけている。

山本岬

山本岬

2020年4月入社。公立鳥取環境大学環境学部環境学科卒。総合職(技術)として入社し、約半年間柏崎事業所にて設備保全の仕事に携わった後、長岡事業所で設備の運転状態確認及びデータ測定を担当。生まれも育ちも新潟県佐渡市。

白井宏尭

白井宏尭

2019年4月入社。高崎経済大学経済学部経済学科卒。総合職(事務)として入社し、現在は毎月の原価計算からグループ企業間の連絡や決算業務など、経理を中心に幅広く事務系業務に携わっている。学生時代は野球に打ち込み、現在の趣味はゴルフ。新潟県出身。

――(司会、以下呼称略)今回お集まりいただいた皆さん、日々業務を行う上で心がけていることはありますか?

→日々技術の習得

花房私はプラント設備の工事計画を立てる際、現場で働く人から工事の目的や理由、要望をよく聞き取り、細かな所まで現場を調査して、工事の設計をするよう心掛けています。この設計が間違っていると、意図したものと違った設備ができてしまうので何度も打ち合わせを行いながら業務を進めています。また、実際に工事が始まればデスクワークだけではなく、定期的に現場へ行き、工事の遅れや不適合がないかチェックします。

高橋日頃から設備の運転状況を五感を研ぎすませながら監視し、いち早く機器の異常を発見して早期に対応できるように努めています。基地のノンストップ操業を支えるため、1年を通じて基地全体の保守・メンテナンスを行っています。入社5年目で、直江津LNG基地に配属されて3年になりますが、まだまだ学ぶべき知識や技術はたくさんあり、日々経験豊かな先輩から勉強しています。

山本私は入社1年目なので、グループ企業全体を含めた研修を経てエンジニアとしては入り口に立ったところで、毎日が勉強です。具体的には、石油・ガスプラント設備の保全作業を経験させてもらっており、また、大規模な定期検査にも同行し、点検方法等を学んでいるところです。

白井事務系の仕事は日々の業務にスピーディーさが求められるので、スケジュールを意識しながら業務を行っています。また、少しずつ担当業務の幅が広がっているので、一つひとつ漏れのない対応をするよう注意しています。

座談会

――業務でやりがいを感じるのはどんなときでしょうか?

→サプライチェーンを実感

高橋基地に停泊している海外からの大型タンカーを見ていると、エネルギーは世界と繋がっていて、そのサプライチェーンが今、目の前にある。そしてその仕事に関われることに感動を覚えます。一般の方々への生活に不可欠なインフラの一部を自分たちの業務で支えていると実感するのがやりがいですね。

花房まだ、子供たちが幼いのでよく分かっていないと思いますが、ガスプラントなどの近くに立ち寄った時に「あれはお父さんたちが作ったんだよ」と自慢できることがこの仕事の魅力ですね。子供は大きな建物や機械が好きですから、親の仕事を伝えることで喜んでくれると私自身も大きなやりがいを感じます。

白井私は事務職なので、技術的な操業に係る業務をしているわけではありませんが、それら業務を円滑に進められるよう縁の下の力持ちとして役立ちたいと考えています。そのためには、スケジュールどおりに業務を行うことが大切です。また、渉外的な窓口業務もあるので、自分がしっかりと役割を果たして達成感を感じた時、すごくやりがいを感じますね。

座談会

――IEJの技術はどのように継承されているのでしょうか?

→分からないままにしない

山本私の配属先となった柏崎事業所は、さまざまな整備工場があり、多種多様の工具器具があります。今まで工具等に触れる機会がなく、これらの工具機器を自分で扱うことができるのかと不安になりましたが、そんな不安は研修が始まってすぐに払拭されました。当社の技術手引きはすべてマニュアル化されており、それを経験豊かな先輩社員が丁寧に指導してくれます。慣れない操作等もありましたが、日々新しい技術を習得できたので、自分の成長を感じ取れました。今は長岡事業所で研修を行っておりますが、その時身に着けた技術が生かされております。

高橋インフラを支える操業プラントでは年間を通じて、トラブルによる停止が許されないので、知識が不足しているままで業務を行うことはとても危険な行為です。しかし、社内には知識を継承する文化が根付いているので、経験がなく分からない時はすぐに諸先輩に質問し、十分理解した上で作業を行っています。また、どうしてもうまくいかない時にも、ゆっくり時間をかけて指導やアドバイスをもらい、フォローアップをしてくれる環境が整っています。

花房今は新入社員研修もしっかりと計画されていますが、私が入った当時はその都度職場内教育(以下、OJT)での研修が前提でした。自分自身もOJTを経て育てられてきたので、新入社員に対して自分が持っている全ての知識や経験を伝えていこうと思っています。

高橋花房さんからは新入社員時、当時OJTで大変お世話になりました。当時は技術的な知識も乏しく、右も左もわからないような状況でしたが、さまざまな業務に関して一から教えて頂き、苦労を掛けたことを覚えています。今の自分があるのは花房さん他諸先輩のおかげと思っています。

花房確かに高橋くんが入社してきた時は、私も含めて教育担当者は「どう育てていこう」と試行錯誤しながら育成していく状態でしたね。一つひとつの知識を基礎から覚えてもらうために、常に一緒に考えていました。

高橋花房さんには、特に作業実施において、知識がない状態で勝手に自己判断して間違った作業をしてしまうことが一番してはいけないと教えてもらいました。入社5年目でも、幅広い保守やメンテナンスの業務の中で新しい知識が必要なことはたくさんあります。今でも小さなことでもためわらず積極的に諸先輩に問いかけ、確認を取ったりする習慣は、花房さんから教えられた賜物と思います。

花房私自身も、高橋くんと同じ事業所で働けた期間のことは忘れられないですね。OJTを通じて自分も成長させてもらいました。
基礎的な研修の体制が整った今でも、研修を受けたからといって、即現場で全ての業務をこなせる人はいません。また、複雑な機器や設備の取り扱いには経験から得られる知識が必要です。現場にいる方々は皆それを理解しているので、遠慮なく周りの方から学んでほしいと思います。

座談会

――次に、皆さんが就職活動をされた際に、IEJへの入社を決めた理由を教えてください。

→地元新潟で

白井学生時代は地元の新潟県で働くことを念頭に置き、就職活動をしていました。そんな中、新潟県が全国で一番の原油・天然ガス生産量を誇っていることを知り、さらに就職活動を進める中で、グループ企業のINPEXが所有する原油の生産プラント設備やLNG受入基地が県内にあることも初めて知りました。
エネルギーは現代人の生活に欠かせないものであり、県内のプラント設備やLNG受入基地の保守・メンテナンスでエネルギー供給に貢献できる当社の業務は社会貢献度も大きいものです。加えて、県内で安定して働けると考えたことから当社を選びました。

高橋私は高卒採用なので、一般的な大学生の「就活」とはまた違った状況でした。企業説明会に参加した際に、若干の不安を感じていましたが、非常にきめ細やかな事業説明や質疑応答をして頂いたので不安を払拭でき、そこに企業としての魅力を感じて応募しました。私以外でも、多くの若手社員が同様のことを感じています。

山本学生時代は再生可能エネルギーや災害時のエネルギー確保の研究を行っていました。そこで改めてインフラの重要性を再認識したことから、インフラ関連企業への就職を考え始めました。
IEJの企業説明会で、福利厚生が充実しており、地元に根付いた企業であることを知りました。大学時代から新潟県での就職を考えていた自分にとっては、ベストな会社と感じ入社を希望しました。

座談会

――IEJのワークライフバランスは社内の方から見てどんな状況でしょうか?

→オンもオフも充実

花房業務に当たる上での責任はありますが、ワークライフバランスを充実させやすい会社です。
例えば、部署にもよりますが、休暇の取りやすさなどは魅力ですし、在宅勤務も導入されているため、通勤時間を有効に活用できます。また最近は、育児休業を取得する男性社員も増えてきています。私自身も共働きで、子供の体調が悪くなった時、子供の看護休暇(有給)を取得することが多々あります。

高橋基本的に週末の土日は休めるため、オンオフの切り替えができてストレスは軽減しやすいと思います。休日は趣味を楽しんだり、ゆったり過ごしたりと自分の体調や気分に合わせ生活をリセットすることで、再び業務に集中することができると思います。

座談会

――これからIEJへの入社をお考えの皆さまへのメッセージをお願いします。

→未来を形作る仕事を

花房自分が暮らしている新潟県内で、必要不可欠なインフラ設備を造り上げることができる会社です。形に残る仕事ができるという喜びを感じてほしいと思います。

高橋インフラを支える使命感があり、社内には豊富な知識と経験の持った諸先輩たちがたくさんいます。学ぶ姿勢をもって、コミュニケーションを取ることで、必要な知識を吸収でき、気兼ねなく相談できる職場です。

山本最初は何もわからない状態で入社しても、経験豊富な周りの人が必ず助けてくれます。向上心をもった方が働き続けられる会社です。大切なのは成長したいという熱意ではないでしょうか。

白井プライベートを充実させつつ、社会的に意義のある仕事ができるというやりがいを持てる会社だと思います。働きがいのバランスも取れており、地域に貢献したいと考える方にとって誇れる会社です。

花房最後に私たちは社会的なインフラを支えるという役割をもつ企業に働いているからこそ、従業員の一体感を感じます。
私たちの技術力、創造力、革新力、それに加えて豊富な経験でエネルギーの安定供給に貢献できるよう努めていく意識が、生き生きと働くために大切な要素のひとつと思います。
この意識と姿勢さえあれば、入社時には特別な知識は必要ありません。成長したいという強い熱意をもって私たちと一緒に歩んでいきませんか。

高橋私も自分が育ててもらった分もっと若い人に知識と技術を伝えていけるようにがんばります!

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